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河名紀子

ハウジングジャーナリスト

上智大卒、「東京新聞」、住宅業界紙記者、住宅業界誌編集長を経て独立。

現在は、国や自治体・ハウスメーカー等主催の講演のほか、住宅雑誌やサイト・新聞に記事を執筆。AllAbout「家づくり最新情報」公式ガイド。住宅展示場の主婦・女性集客プロジェクト「サロネーゼ倶楽部」プロデュースのほか、住宅イベントのコーディネーターなど活動を広げている。

モットーは「女性・生活者・妻・母の視点で分かりやすく」。

「メディア・ハウジング研究所」代表。


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SXL決算説明会

エス・バイ・エルの平成21年3月期決算は、



世界不況を反映して連結売上高前期比17%減となったものの、
原価低減・販売費削減などの利益改善の効果で、営業利益は11%増。

とくに注目されるのは、この厳しい住宅不況にありながら
主力の注文請負事業の売上総利益率が改善したのに加え、
リフォーム事業も前期比13%増という健闘。

同社はこれまでの「小堀の住まい」の高級注文住宅路線とともに、
昨今力を入れているネット住宅事業をより強化していく模様。

買い時を意識するユーザー心理に響く、コストパフォーマンス(質がいい割には低価格)商品をしばらく訴求していくとみられる。



ところで会場は東京証券取引所の会議室。
最近は自社でなくあえて東証で説明会を増えているのはなぜ…?





「買いどき」を見極めたい

シティリビング掲載



5/22付でコメントしています。




「買いどき」を知る5つの視点

旭化成ホームズの調査発表

二世帯住宅研究所やペット共生研究所など、
数々の研究所をもつ旭化成ホームズの住生活総合研究所。

その一つ、共働き研究所が、「家族の生活時間のバランスとリズム調査」についての記者発表を行った。



首都大学との産学協同研究で、公的な調査とヘーベルハウス1000世帯入居者を対象に行ったもの。

10年前の家事の平均時間はほぼ下げ止まっており、これ以上の家事合理化は限界に近いという。また深夜営業店舗が増え、共働きや子供の塾通い、夫婦の残業長時間化などを受けてライフスタイルが多様化・深夜化していることを受けての調査。

興味深かったのは、
出産〜子供3歳までの幼児期の「家事育児時間」は、共働き主婦が5時間のところ、専業主婦は11時間と1日の約半分。これが睡眠・趣味の時間を大きく削っているという。

待機児童で預けられなかった私も保育園ママを羨ましく思ったことも多々あるが、子育てで最もストレスフルな0〜3歳期の子育てを
保育園ママはほとんどを任せられるが、専業主婦は1日じゅう向き合わなくてはならない。児童虐待はここにも問題の根がある。

さらに共働き世帯のほうが、専業主婦世帯に比べて
夫や子供の家事参加率が高いのは当然だが、
妻も帰りが遅くなるため、塾通いしている子供と帰宅が同じになり、
幸か不幸か家族で夕食を囲む割合も4割と、専業主婦世帯の2倍だという。

また共働き家族の5割は親が同居・近居で、
親が専業主婦の代わりをしてくれるので、同居・近居してくれれば
さほど睡眠や趣味などの時間を削らなくても、回っていくことに。

当事者の一人として、いわば当たり前の結果ではあるが、
これって要するに「共働き・二世帯同居/近居」礼賛ってこと?!

住宅関係者でなくても、子育て主婦・女性であれば「ナットク〜」と思える調査なので、ぜひご覧あれ!




快適子育てライフのマンション選び

GW商戦の感触

すっかり遅くなってしまいましたが、私が見聞したGW住宅商戦を振り返ってみたいと思います。

今年のGWの住宅展示場来場率はおしなべて前年比7〜8割。
やはり16連休で行楽に出かけてしまったようですね(あのETC高速道路の渋滞を見ればうなづけますが)

ただ、某展示場関係者によると、来場者の質はかなりよかったという話も。
買い時と減税・補助金を意識して真剣に考えている人も多かったのではないかと思います。

GW最終日の5/6に私が講演させていただいた会場でも、絶好の行楽日和だったにもかかわらず、
子供づれの若いファミリーの方がたくさん聞きに来て下さり、
減税や補助金の話を一生懸命メモ取ってました。

大手メーカーでも、この3・4月は客が戻ってきたというところも。
理想のシミュレーションでは、夏以降に景気に多少明るさが出てきて
今年の減税・補助金が利く期限ギリギリとなる秋あたりに
駆け込み受注が盛り上がるといったシナリオでしょうか。。。



年収別で徹底解剖!あなたはいくらの家が買える?

ダイワハウス決算説明会

証券アナリストたちが前方の席を陣取り厳しい質問を投げる、緊迫感漂う説明会。


売上高1.5兆円の勝ち組企業ながらも、やはりリーマンショック以降の景気低迷の打撃は痛かったようだ。連結ベース前期比で売上高-1.1%、営業利益-17.4%、当期純利益-68.1%という厳しい決算内容。

セグメント別では商業建築事業が増収増益だったものの、
メイン事業の「住宅」がマンション不況で減収減益。売上高-4.5%、営業利益-46.9%。戸建・マンションともに土地仕入は控えているという。

昨年倒産した中堅マンションデベ「モリモト」を買収し、「大和ハウス・モリモト・アセットマネジメント」を連結子会社にしたことで話題になったが、これについての出席者からの質問にも回答は言葉少なめ。
マンション不況を受けてか買収したものの、かなり慎重になっている感じを受けた。

ただ、足元の3・4月の戸建て事業は「他社メーカーに比べると、前年比プラス。踏ん張っている」と村上社長。

最近は商業・事業施設のみならず、LED照明やリチウムイオン電池といった環境エネ事業など新規分野に注力している同社。

会場から「近いうち大和ハウス工業という社名も変更する可能性があるのでは?」という質問も出たが、
樋口会長は「石橋オーナー(ミュゼットハウス創立者)は創業100年は社名を変えるなと言っていたこともあり、その予定はない」とユーモアでうまく交わした。
村上社長も「あくまで住宅事業にはこだわる。このメイン事業の基盤を強化しつつ、事業の多様化も同時並行で行っていく」。

トヨタ自動車の創始者・豊田章一郎氏もクルマづくりだけでなく、
「よい住宅を作ることが企業活動を行う者の責任」とやはり強い思いを持っていたと聞く。

住宅会社のトップたちは、他産業にもまして「儲からないから即撤退」でなく、
「生活インフラである住宅事業を続ける誇り」に強いこだわりを持っているのかもしれない。

Yahoo急上昇ワードランキング入り!

ここのところ同じ話題ですみませんが、
なぜこんなにアクセスがあったのか、理由がようやく分かりました。


「550万円の家」で私のブログとAllAboutの記事が2位と4位に入ってました。
ここから膨大なアクセスが押し寄せていたのですね。

なんとも遅い気づきですみません〜^^;

そしてこの余波で当スマッチ人気ブロガーの10位に。全く予想外!
時々しか書かない手抜きブロガーでも、こんな棚ボタがあるのですね。。





注目度急上昇のエリア

このご時世に、15期連続増収

先日からこの会社の話題が続くが、特段の理由はない。

フツーに同社の見学会模様を書いた私のブログ記事が驚異の2800アクセスを超え、
今日はこんなリリースが舞い込んだ。

「アキュラホーム、09年2月期業績は売上高21.5%増、経常利益3.5%増、1994年度以来15期連続増収」

この住宅不況の時代に、である。

不況で大手各社が展示場から次々撤退、統合を進める中、
同社は地域重視の受注効率を向上させるため、営業拠点と展示場を開設・拡大。
リストラどころか社員も大幅増員し、エリアブロック体制も統合するどころか分割して倍の体制に。

委縮してヒモを締める業界ムードとは真逆のベクトル。

いつもと変わらない感覚で同社の見学会模様を書いたAllAbout記事
「家も低価格化…不況対応型住宅の時代」が
2週連続でランキング1位になった。



私はいつもと変わらない感覚で淡々と書いているのだが、
どうも画面の向こうで読んでいる大勢の人々が熱い関心をもっているようだ。

私のブログアクセスにせよ、TBS番組にせよ、この決算数字にせよ、
何か大きな関心の塊が水面下で動いている気がする。



いい会社の選び方

残席わずかです!

今日は、ハウジングジャーナリストとは別の顔「メディア・コンサルタント河名」からのご案内です。

6/10&7/8の2日間で「PRブランディング2日間集中スクール」を行います。
不況だからこそ、会社の規模ではなく、自社の強み(USP)が問われます。
不況だからこそ、それをコストをかけないで広くPRしていくことが必要です。


現在の申込者の顔ぶれは設計事務所社長、インテリアコーディネーター、フラワーデザイナー、WEBデザイナーなどさまざま。職種がさまざまだと講義にも厚みが出てくるので楽しみです。

おかげさまですでに残席5席ほどとなりました。

住宅とは違うご案内ですが、ご関心のある方は急いでお申し込みください!




会社の選び方

驚異的なアクセスで1位です!

しばらくぶりにブログを更新して、アクセス推移を何気なく見たら…

す、すごいことになってました!!!気づくのが遅くてスミマセン。。。



アキュラホームの見学会の模様を書いた記事が、なんと人気記事ランクの1位に!岸辺シローさんや辛酸さんを抜いてしまっていました…

これがその記事です↓

この理由は分かっています。
2755のアクセスがあった日の前日5/6夜に、TBSの報道番組「総力報道!THE NEWS」で同社の「一戸建応援プロジェクト」が紹介されたからです。

テレビを見た視聴者が「550万円住宅」で検索したところ、
私のブログが上位に来たことによるものかと思われます。
数人から「興味があります」とコメントも入りました。

いやはや、恐るべし、TVの影響力は健在です。





オンリーワンの部屋に

GW講演報告とニーズ感触

長い人では16連休!(実際そういう人ってどのくらいいるのでしょう??うらやましい〜!!)のGW週が今日でほぼ終わります。

このGWは5/6に新オープンした上毛新聞リアルサイズ展示場(前橋)で、
今日5/10は品川区の展示場主催で講演させていただきました。

その報告と会場で感じた市場感触を…


5/6はあいにく、スゴイ雨…
屋外テントだったので「風ニモ雨ニモマケズ!」とばかりにお話しました。

(写真は人影まばらですが、あからさまに撮影するのは気が引けて…)驚いたのは、こんな雨のなかでも、若い子供づれファミリーの姿が多くみられたこと。

ここはJR東日本の土地に各社がモデルを建てて10ヶ月後に分譲販売する
新しいスタイルのリアルサイズ展示場なのですが、
このあたりだと土地が坪18万円、70坪の土地でも1260万円、
建物を入れても3000万円前後で比較的大きな一戸建が買えます。


敷地が70坪あると、やはり建物は外観もエクステリアもバランスよく立派に見えますね。
駐車場は2台が標準。これで3000万円前後。駅徒歩7分。
新築マンションでさえ、埼玉や千葉など郊外にならないとこの価格レベルにならないのに、
群馬まで行けば土地付き一戸建が買えるんですね!

群馬も高崎エリアなら新幹線で1時間弱。
大宮・熊谷へは十分、通勤圏エリア。
埼玉・千葉でマンションを買うなら、同じ予算で広い庭+駐車場2台け+太陽光発電付き一戸建という選択肢も、もしかしたらあるのかもしれません。

住宅各社、決算シーズン

連休ムードでかき消されがちですが、
先月末〜今月は住宅各社の平成21年3月期決算の発表が相次ぎます。

先月末には三井ホームの決算説明会へ。
社長交代を前に、中村良二社長から説明があるのはこれが最後。
6年の任期を振り返って、
「任期中は社内の収益改善体制構築に専念し、多少なりとも筋肉質体制になったのでは」と挨拶。
ただ「任期最後の1年は、ここ数年で最も厳しい事業年度だった」とも。

決算は一次取得者への土地あっせんなどの大幅減少により、売上高・営業利益・経常利益ともに前期比減少の厳しい内容。

グループのけん引役だったリフォーム「三井ホームリモデリング」や「デザインテック」も、この不況の影響を受けて初の減少に。

昨年度(平成20年度)は建築基準法改正の反動増で105万戸と、
なんとか100万戸台を維持しましたが、
今年度は同社は95万戸と、100万戸割れを前提に事業計画を組んでいる模様。

やはり「100年に一度」の影響の重みを感じざるをえません。