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河名紀子

ハウジングジャーナリスト

上智大卒、「東京新聞」、住宅業界紙記者、住宅業界誌編集長を経て独立。

現在は、国や自治体・ハウスメーカー等主催の講演のほか、住宅雑誌やサイト・新聞に記事を執筆。AllAbout「家づくり最新情報」公式ガイド。住宅展示場の主婦・女性集客プロジェクト「サロネーゼ倶楽部」プロデュースのほか、住宅イベントのコーディネーターなど活動を広げている。

モットーは「女性・生活者・妻・母の視点で分かりやすく」。

「メディア・ハウジング研究所」代表。


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買わないシンプル世代

 目下、若年層向けの住宅プロジェクトに関わっていることもあり、20~30代
 の消費動向をウォッチしているのですが、最近、面白い調査を見つけました。

 「プランタン銀座の2009クリスマス事情アンケート調査」。
 ・恋人やパートナーからのプレゼントを期待していない 40%
 ・恋人やパートナーに贈るプレゼント予算 平均17014円(昨年24000円)
 ・期待しているプレゼント 食事27%(昨年は指輪)
 ・恋人やパートナーに贈りたいプレゼント 2位に手料理20%
 ・過ごしたい場所 1位「家」8割! 2位レストラン43%
 ・あなたの今年のクリスマスコンセンプトは?
  「あったか&ゆったりクリスマス」「シンプル&倹約クリスマス」「おう
  ちクリスマス」「ファミリークリスマス」「不況に負けるなクリスマス」…

Photo

 やはり不況の影響を色濃く受けて、「おうち」「手料理」「倹約モード」。
 ただ、それに「不況だから…」という悲壮感はなく、むしろ「あったか」
 「まったり」モードで楽しんでいる感じが漂います。バブル時代のクリスマ
 スイメージをひきずっているガイドからみると「信じられない~」(笑)!!

 最近、「シンプル族」という本を読みました。車を買わない、家を買わな
 い、服はプチプラ・古着で自分コーディネート…お金を使わず質素だけどエ
 コで豊かな暮らしを望んでいるイマドキの若者。

 こうした、消費だけにアイデンティティを見出してきた日本にとっては、未
 曾有の生態系。そういう彼らたちにどう家やモノを売っていったらよいのか。
 これは住宅業界だけでなく、広告業界や産業界全体がぶち当たっている壁の
 よう。

 従来と全く違った訴求スタイルが必要のようです。

穴吹工務店が会社更生法

やはり年末の厳しさを物語る報。

サーパスマンションで知られる穴吹工務店が会社更生法申し立て。優良経営で知られていた同社。年内、二次・三次…がないことを願う。

[東京 24日 ロイター] 東京商工リサーチによると、穴吹工務店(高松市)は24日、東京地裁に会社更生手続き開始を申し立てた。負債は約1403億3400万円。
2006年3月期には過去最高となる売上1553億4000万円を計上、2007年には5037戸を供給し、初のマンション供給戸数全国1位を獲得した。しかし、その後は、借入依存の高さや建築基準法改正の影響もあり、業績が低迷。今期は合理化策を進めたほか、地元地銀を中心とした金融機関の支援もあり業況は一服感も出ていたが、10月下旬の全取締役解任問題を契機に信用不安が拡大したため、法的手続を進めることになったという。

 

近況報告

少しご無沙汰してしまいました。

現在、ある大手企業の住宅共同プロジェクトに関わって奔走しています。

これまでの執筆・講演仕事とは全く違う領域で、ゼロから仕事のスタイルを懸命に学ぶ日々…。

なかなか記者発表にも行けないでいますが、

世の中に新しいプロジェクトを送り出し、そのメッセージを発信していく、

時代を仕掛けていくことの面白さとやりがいに武者震いしています。

もしこの場でも発表できる段階になったらまたお知らせしますね。

…ということで、ブログアップも頻繁にできない期間がしばらく続くと思いますが、引き続きご愛読くださいね!!

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ミサワホームが新プロモーションスタート

住宅各社がプロモーションを手控える厳冬の時代に、

ミサワホームが09年下期、新プロモーションを展開する。

その手法とは!……ネットかモバイルか最新プロモーション技術か、と思いきや、、、、

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意外にもアナログ。グッドデザイン賞20年連続受賞を記念して、全国主要ターミナル駅に大型広告を出すというもの。写真は新宿駅地下。東京駅や名古屋駅・大阪駅、札幌や福岡でも同時展開していく(写真提供:ミサワホーム)

ここまで20年の歴史が一目でわかると、道行く人も無視するわけにいかないかも。

確かに、グッドデザインが誕生した1990年前後は、ミサワホームが一番に受賞した記憶がある。「住宅のGマーク≒ミサワ」といってもいいほどの強いイメージがあった。

その後、他メーカーも毎年ランクインするまでにメジャーになったGマークだが、その業界最古?で受賞数1位を示すには、こんなプロモーションがわかりやすい。

新CMでは財津和夫氏によるCMソング起用。これまたアナログイメージだ。

バーチャル一辺倒になりつつある広告が、ここまで翻るとまた新鮮。

マーケットレポート

いつもメールでお知らせが来る先週のHOME'Sマーケットレポート。

先週の内容は…

<2009年度第1四半期の主なトピックス>
【賃貸:首都圏】
 ・「礼金0物件」ニーズ拡大。
  千葉の賃貸アパート問い合わせ物件中6割以上が礼金0物件に。
【流通:首都圏 マンション版】
 ・築10年未満物件、築10年以上物件共に坪単価が下げ止まり、回復傾向の兆し。
  特に築10年未満物件について価格回復傾向顕著。
【流通:首都圏 戸建版】
 ・築10年未満の物件について、坪単価下落傾向止まらず、品薄感も拡大。
  築10年以上の物件は、坪単価、登録数とも安定傾向。
【流通:首都圏 土地版】
 ・都心住宅地に品薄傾向。坪単価については横這い。

<首都圏4月~6月の『HOME'S』問い合わせ物件平均データ>
平均坪賃料(マンション):0.92万円/坪 
平均敷金(マンション):1.22ヶ月  平均礼金(マンション):0.83ヶ月
築10年未満マンション物件の平均坪単価:181.66万円/坪
築10年以上マンション物件の平均坪単価:118.34万円/坪
築10年未満戸建物件の平均坪単価:129.14万円/坪
築10年以上戸建物件の平均坪単価:87.08万円/坪
土地の平均坪単価:74.05万円/坪

相変わらず戸建てもマンションも(土地も)築浅物件に品薄感が強く

坪単価下落傾向もマンションを筆頭に下げ止まり傾向にある模様。

賃貸も「礼金ゼロ円物件」人気が続けば、それが当たり前の時代になっていくかもしれませんね。

自宅でセミナーが受けられる時代

今日は住宅ネタではありませんが、、、ちょっとお知らせ。

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これまでこのテーマで累計1000人超に向けてセミナーをしてきましたが

広告宣伝費削減や広告のコストパフォーマンスが厳しく問われる今、

いつになく周囲のニーズを感じます。

「新幹線や飛行機でセミナーを聞きに行かなければならない…」

「子供が小さくて、または毎日残業で行けない…」そんな切実な声にお答えして、

自宅でも職場でも、ネット環境があればいつでも学べるe-learning教材を作ってみました。

それにしても自宅でこんなふうにセミナー受講ができる時代になったのですね。

レジュメの紙代も交通費も移動時間も節約できるエコ&エコノミーなセミナースタイルです^^。

トヨタの住宅再編

今朝の「トヨタが今年限りでF1撤退」というネットニュースで思い出したが

「住宅のトヨタ」も先週、業界では大ニュースが出回った。

数日前、トヨタホームの広報担当者からいきなり「明日、緊急記者会見しますのでぜひ来てください!」と電話がかかってきて、何事??と思ったものの、余りに急すぎて都合がつかず会見には行けなかったのだが…

翌日リリースされた「トヨタ自動車とトヨタホーム、住宅事業を統合」。

つまり1975年にトヨタ自動車で生まれ、自動車会社に残っていた事業企画・技術開発・生産機能もすべて移管し、「住宅事業」を子会社トヨタホームにすべて統合するというもの。

(トヨタホームの家はトヨタ自動車の工場ラインで作られていること知ってますか?)

発表では

「事業自体は黒字が続いており、より収益体質を高めるため工販一体化による事業運営の迅速化と強化」が狙いとしているが、

事実上、「トヨタ自動車が住宅から手を引く」という解釈にもとれてしまうのは私だけだろうか。

戦後の焼け野原を見てトヨタの創業者・豊田章一郎氏が「日本を立て直すには住から始めなければならない」と誓ってスタートしたという住宅創業理念が、トヨタホームでも永く原点が続いていくことを願う。

HPリニューアルしました

ずっと前から「一度整理してスッキリした見せ方にしたい」と悶々?と願っていた

弊社HPがようやくリニューアルアップしました。

Hp

特に今回、力を入れて追加したのは↑このページ。

この住宅業界を取材してきて思うのは、

「住宅×女性」というテーマはもう決して新しくないし、それでもあまりに大まか過ぎて、

本当にリアルに進行形で進んでいる「住いの在り方」「暮らし」の変化をとらえきることは難しいということ。

そこで「住宅×女性×○○」という掛け算を増やして、

さらにさまざまな暮らしカテゴリから切り取ってみることで、

新しい住ニーズの変化の一端をとらえることができるのでは、

そしてそこに住まう女性たちを、家や住宅という「ソフト」で真に応援することができるのではないか、そんな思いでスタートしました。

まだまだヒヨコ以前ですが、小さな試みに多くのご支援ご声援をよろしくお願いいたします!