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河名紀子

ハウジングジャーナリスト

上智大卒、「東京新聞」、住宅業界紙記者、住宅業界誌編集長を経て独立。

現在は、国や自治体・ハウスメーカー等主催の講演のほか、住宅雑誌やサイト・新聞に記事を執筆。AllAbout「家づくり最新情報」公式ガイド。住宅展示場の主婦・女性集客プロジェクト「サロネーゼ倶楽部」プロデュースのほか、住宅イベントのコーディネーターなど活動を広げている。

モットーは「女性・生活者・妻・母の視点で分かりやすく」。

「メディア・ハウジング研究所」代表。


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買わないシンプル世代

 目下、若年層向けの住宅プロジェクトに関わっていることもあり、20~30代
 の消費動向をウォッチしているのですが、最近、面白い調査を見つけました。

 「プランタン銀座の2009クリスマス事情アンケート調査」。
 ・恋人やパートナーからのプレゼントを期待していない 40%
 ・恋人やパートナーに贈るプレゼント予算 平均17014円(昨年24000円)
 ・期待しているプレゼント 食事27%(昨年は指輪)
 ・恋人やパートナーに贈りたいプレゼント 2位に手料理20%
 ・過ごしたい場所 1位「家」8割! 2位レストラン43%
 ・あなたの今年のクリスマスコンセンプトは?
  「あったか&ゆったりクリスマス」「シンプル&倹約クリスマス」「おう
  ちクリスマス」「ファミリークリスマス」「不況に負けるなクリスマス」…

Photo

 やはり不況の影響を色濃く受けて、「おうち」「手料理」「倹約モード」。
 ただ、それに「不況だから…」という悲壮感はなく、むしろ「あったか」
 「まったり」モードで楽しんでいる感じが漂います。バブル時代のクリスマ
 スイメージをひきずっているガイドからみると「信じられない~」(笑)!!

 最近、「シンプル族」という本を読みました。車を買わない、家を買わな
 い、服はプチプラ・古着で自分コーディネート…お金を使わず質素だけどエ
 コで豊かな暮らしを望んでいるイマドキの若者。

 こうした、消費だけにアイデンティティを見出してきた日本にとっては、未
 曾有の生態系。そういう彼らたちにどう家やモノを売っていったらよいのか。
 これは住宅業界だけでなく、広告業界や産業界全体がぶち当たっている壁の
 よう。

 従来と全く違った訴求スタイルが必要のようです。

祝「マードレ」1周年

昨日は日ごろから大変親しくさせていただいているキッチン販売会社「マードレ」の設立1周年パーティが、成城の隠れ家「CaasaMia」でありました。

いつになく?オシャレして(笑)駆けつけました!

今年もマヤ・フレイザーさんによるすばらしいヴァイオリンとピアノのコンサートで開幕。

美人社長の山根ひとみさん(写真左)と、美人ファッションスタイリスト井上しづかさんと。

そういえば、去年の今頃、会社設立パーティに参加させていただいたときのブログを、山根社長が読んでとても感動してくれて、
今のご縁に至っているといっても過言ではありません。

本当に人のご縁は人生最大の宝物ですね。


(私もはばかりながら祝辞を述べさせていただきました・恥)

社名のマードレはイタリア語で「母」という意味。
当日は料理上手な山根さんはじめスタッフの心のこもった手作り料理で
企業理念「おもてなしの心」を五感で味わさせていただきました。
料理を作っているうちに、こだわりのキッチンに携わりたいという思いから始まったという、この会社の温かさ、キッチンの本来もっている懐の深さを感じた日。

サブプライムだの市場低迷だの意気消沈した世の中ですが、
売る側が暗い顔をしていては売れるものも売れません。
家もキッチンも「心で共感を得て初めて買ってもらえる時代」に
いよいよなってきているのではないでしょうか。


新築戸建購入後、即リフォームのワケ

今週はプロデュース協力している「横浜サロネーゼ倶楽部」の講座ウィークでバタバタしていました(汗)。

火曜日に開催された講座はミリオンカラー主宰山本アキコさんによる
「夏のHAPPYカラー講座」@住友林業モデルハウス。



カラーの講座って普通、カラーボトルなどが置かれたとてもカラフルな空間で行われることが多いのですが、
このモデルは住友林業らしい、木(チーク)と土壁に囲まれたとてもナチュラルな空間。
色鉛筆で自分の心理を知るワークも行われたので、皆さん空間の色に左右されることなく、自分の心の色を素直に反映できたのではないでしょうか。。。

そして木曜日に開催されたのは、キャンセル待ちになるほどの人気講座「資金から考える開業講座」@積水ハウス賃貸併用住宅モデルハウス。



(積水ハウス担当者もごあいさつ)






フルールジョリアール主宰のフラワーデザイナー廣川朋子さんの
気さくな人柄によるホンネトークで盛り上がりました。



子育てしながらできる仕事として選んだ自宅でのお教室。
マンションでは限界があって、新築一戸建てを買ったけれども
それでも満足がいかず、購入直後にリフォーム。

そのワケが実体験を交えて話される生ナマナしい?内容に、参加した女性たちはあちこちで大きくうなづく光景が。


そのワケについては機会があったらAllAboutで記事にしたいと思います♪



「横浜サロネーゼ倶楽部」

女性を解放する住まい

住宅展示場の集客シーズンである5月、
「横浜サロネーゼ倶楽部」も後半さらに2回講座が行われました。
両日とも予約は満員。
梅雨入り前の晴天に恵まれ、気持ちのよいモデルハウス空間で行われました。

20日は、プリザーブドフラワーでつくるジュエリーボックス講座@スウェーデンハウス。
当日朝は台風だったのですが、
室内はそんなムッとした湿度を全く感じさせない、3重窓に囲まれた快適空間。

皆さん、真剣!

講師の「サロン・ド・リーブル」沖廣美保先生は、ご自身も県内の一戸建てで教室を開かれ、最近は人気女性誌「Mart」にも取り上げられた人気の先生です。






そして22日は、
「ナムグローバル」イメージコンサルタントの岩尾加寿美先生による「初夏を演出するスキンケアとメイク講座」。


茅ヶ崎に本社のある水谷建設の湘南をイメージした明るいモデルハウスで行われました。
吹き抜けのトップライトから差し込む自然光がメイクを映えさせてくれます。

「サロネーゼ先生は、生徒さんに憧れられるような自己演出が必要」ということで、こちらもメイクモデルを使って真剣講座!


これまで10回近く講座を行ってきましたが、
家事や子育て・介護で自宅に縛られがちな女性を解放できるのも
また自宅如何であるということを実感します。

沖廣先生いわく、

「サロネーゼというと、
高級住宅地に住んでいてセレブで敷居の高いイメージがありますが、
私がテーマにしているのは、
誰でも何歳になっても楽しめる『敷居の低いサロン』。
カルチャーを日常のなかで気軽に楽しむのに、年齢や場所は関係ありません。
サロン名のリーブル(自由)には、
そんな開いたサロンを作りたいという気持ちを込めています」



今後もサロネーゼ倶楽部では
女性を解放してくれる住まいを提案していきたいと思います。

☆☆☆
サロネーゼ倶楽部ではエリアを問わず、自宅で自己実現するサロネーゼたちを応援するコミュニティをめざしています。
当倶楽部講師派遣やプロモーションにご興味のある企業様も募集中!
コチラからお問合せください。

モデルハウスチェック

ブログだけでセミナー60人集客!

…って私のブログではございません〜

フラワーデザイナーのひろせりかさんのブログ「毎日をもっと丁寧に暮らしたい」


きれいなお花の写真だけでなく、ひろせさんの思いや暮らしぶり、お人柄がとっても出ている大人気ブログです。(1日4000アクセス!)

(当方プロデュースの「横浜サロネーゼ倶楽部」講師としても参画いただいています)

そのひろせさん主催の「ブログ&マスコミ戦略 自宅サロン開業セミナー」が
先週土曜に行われ、
憚りながら私もゲスト講師としてお招きいただいたのですがが…



麗しきサロネーゼ女性ばかり60人がぎっしり!圧巻・・・
新幹線や飛行機で駆けつけてくださった人もいらしたとか。
この集客はほとんどが上記のひろせさんの個人ブログ。
カリスマブロガーの実力を思い知らされました!

「ブログは戦略的に書くもの。
読みに来てもらいたい人のターゲットを掲げ、そこに向けて書く」

ハイ、私も大変勉強になりました・・・
ひろせさん、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました♪

会社員でもない、
専業主婦でもない、
○○ちゃんのママじゃない、
バリバリ経営者でもない、
パートでもアルバイトでもない、

微妙なワークライフバランスのとれた
サロネーゼという女性の新しい生き方が、
決してマイナーではないことを実感した日でした。

ブログをするなら

横浜サロネーゼ倶楽部 3月のお知らせ

平日昼間のモデルハウスで優雅なひとときを過ごす
「横浜サロネーゼ倶楽部」。

3月の講座は…

3月18日(火)11:00−、13:30−
春野菜のヘルシー&アンチエイジング料理
「キッチン動線から考えたカンタンCOOKING講座」。


著名人などにも多くキッチンを納めた実績のある株式会社Madre山根ひとみ先生が、自らも家事・子育てをしながら社業を営む中で編み出した、忙しくても美味しい料理のコツを教えてくれます!





そしてこちらはもうすぐ満席!
3月20日(木)11:00−、13:00−
サロン開業のABC
「貴女だけの自宅サロンはじめてみませんか?」


講師は「サロンマダムになりませんか?」の著書もあるサロンアドバイザー藤枝理子先生。自らも自宅で紅茶教室を開き、その経験から編み出したサロン開業ノウハウを披露してくれます!




お申込・詳細は「横浜サロネーゼ倶楽部」まで。


    (会場となる「千年の杜」モデルハウス内のキッチン)

団塊世代は定年後なにをしたい?

今月下旬のフォーラムのリサーチで、さまざまな世代のライフスタイルや住宅ニーズを調べています。

調べながらちょっと面白いと思って本日ご紹介するのは
「団塊世代の定年後のライフスタイル調査」(博報堂エルダービジネス推進室)。

一昨年の調査なのですでにご存知の方も多いと思いますが、
2007年問題が現実となってどこまで予測が当たっているのか検証も含めて。

「仕事もボランティアも趣味も全部やりたい!」という欲張派は約半数。



「生涯現役で働きたい」派は6割にも。
ただし、フルタイムでバリバリでなく、時間にゆとりがあって過去の経験を生かせる仕事という条件。




そして少し見づらいと思いますが、
団塊世代が定年後にお金をかけたいと思っているのは

①国内旅行
②海外旅行
③PC・インターネット
④外食・グルメ
⑤金融商品購入
⑥音響・映像機器
⑦住宅リフォーム

と「住宅リフォーム」は7位にランクイン。

さて2007年、旅行業界がてんてこ舞いという話はまだあまり聞こえてきませんが、7位の住宅リフォームはどんな形で現われるのか。

子供が先か?マイホームが先か?

2006年の出生率が2年ぶりに増加したからだろうか、
「産む機械」発言が話題になったからだろうか、
「出産に覚悟は必要ですか?」と女性誌psikoが特集したからだろうか(即買いました・笑)、
はたまた昨夜、最高裁判決を待つ「代理母出産をした向井亜紀」物語が放映されたからだろうか、

考えてみると最近、出産ラッシュを耳にしたり後輩から出産相談?を受けたり…
「出産」にまつわる話題を見聞きすることがやけに多い。

先日も知人に招待されて「45歳で出産した女性作家の講演会」に子供と出席してきた。

昨夜は恵比寿のバーで、年下の後輩女性から「子供を産むのが先でしょうか、マンションを買うのが先でしょうか?」と真顔で相談された。

「そんなのニワトリと卵の関係だから、
悩んでたら両方とも逃がしちゃうわよ〜」と笑って交わしたものの、
彼女の話によると35歳前後で同じ悩みをもつ女性は多いようだ。

35歳といえば、昔ならマル高出産と叫ばれ、「それを過ぎたらもうあきらめるしかない」といわれた年齢。

しかし今や頑張れば40代近くで出産できるし、
また出産後も仕事を続けるのが当たり前。

30も半ばを過ぎてそろそろ老後が目の前にちらついてくる時期。
年金は当てにならないうえ、晩婚&晩産で親の介護と自らの高齢出産が同時期に押し寄せてもおかしくない。

そんな大波が押し寄せる前に「自分の城」をもって安心して大波に備えたいというのはむしろ当然の心理だろう。

かつての「子供か仕事か」の天秤は、「子供かマイホームか」という天秤に、もしくは「(今の)仕事か子供かマイホームか」という三つ巴の天秤にますます悩む女性が増えているのかもしれない。

子供を産めば出産費用だけでも数十万円、ベビー用品を買い揃えてオムツやミルクを1〜2年買い続ければ、あっという間に200〜300万円は飛ぶ。
(ウン、飛んだ記憶がある)

しかも育児休暇がとれたとしても、その間はよほど大企業でない限り無給。
そんなこんなのコスト流出を考えると、あっという間にマイホームの頭金に匹敵するオカネが飛んでいく。

こう考えると、子供かマイホームかで悩む30代が増えるのは当然かもしれない。
家族を育むはずの夢のマイホームが少子化を増大させているとしたら、
それは悲しすぎる。

早く帰りたくなるインテリア

「早く帰りたくなる家」というお題をいただいたので考えてみました。

そういえば、先日も紹介した「アクタスキッズ自由が丘」
家から近いということもありますが、気付けば毎週末、子供と通ってます。



なぜだろう。自由が丘には他にも子供向けショップがいっぱいありますが
なぜここに通ってしまうんだろう…と考えた時、



思いついたのは「親子が心地よく幸せ気分になれるインテリア空間」と




「(毎週末通って長居しても…)イヤな顔ひとつしないフレンドリーな店員さんとウェルカムなお店の雰囲気」
(すっかり顔なじみの女性店員さんはいつも子供と遊んでくださいます^^;)







思わず大人も入ってみたくなる紙の家と、
大人も飲みたくなる子供向け無料ミルクバー。


そしてイタリア家具ブランド「ヌメ」のイタリア人デザイナーが来日したときに紙に書いたという「日本の子供たちへ」という自筆メッセージ。

こうした「癒されながらもあたたかみのあるインテリア」
「人が待っているというフレンドリーさ」
って
「早く帰りたくなる家」と相通じるものがあるのではないでしょうか。

じゃあベッドでもキッズ用デスクでも買えば??という話になりますが
悲しいかな、3LDKマンションでは置けるスペースもなく
ただ指をくわえて眺めるだけになりそうです。

やはり「日本の家を広くしましょう!」という結論につながりますね。。。

「アクタスキッズ自由が丘」〜パパの目

オープン1ヵ月後にしてようやく行ってまいりました。



(実はこの建物ができる前、ここは有料駐車場で、日々利用していました。
ただでさえ駐車場の少ない自由が丘から、貴重なタイムスパーキングが消え
一体何が建つのだろう…と気になってはいたのです。)



店内に入ると目に飛び込むカラフルな世界。
レジカウンターには色鉛筆をイメージしたパネル。


ここ「アクタスキッズ自由が丘」は、アクタス新宿店、横浜店、ららぽーと豊洲店でコーナー展開された「キッズストア」初の単独店として第1号として試験的に登場したもので、
うまくいけば今後3年で15店舗を計画しているとのこと。


ショップコンセプトは「コドモとオトナ、もっといっしょに」。

単なるキッズ向けショップではなく、小さな子供のいるファミリー(しかもリッチなニューファミリー層)を明らかに意識した店内。

とくに、さりげなく展示テーブルに置いてあるコレなんかは、
オシャレなパパを意識してますよね。



そしてコレにもうなる、こだわりパパもいるんでじゃないでしょうか?

ブラジル人デザイナーによる、ぬいぐるみ作った世界で一つだけの椅子(非売品)。

そして極めつけは…


パパも飲みたい!子供用バーカウンター。
子供にはミルクやオレンジジュースなどを無料でサービスしてくれます!
(当初、子供用ビールも提供する予定だったのが、諸事情で取りやめに…残念。。)

「近所だからいつでも行ける」と思っていたら、意外と行けないものです。
こんな「大人も子供も遊べるインテリアショプ」が近くにあったとは!
IKEA港北まで渋滞とバスの乗り継ぎにもメゲズ通っていたことを思うと
「灯台元暗し」とは、まさにこのことです。

ちなみに、アクタスはそもそもスウェーデンIKEAの子会社(その後独立)だったということもあり、
取扱商品は北欧テイストが多く(そのほかにはイタリア・ドイツなど)
IKEAテイストとかなり似ていますね(ただし価格帯は若干高級志向?)。

次回は「ママの目」分析、いってみたいと思います。

07年、団塊ママは住宅市場でどう動く?!

2007年も目前。来年の主役はこの世代だとも言われてます。

団塊ジュニアのママ、つまり50代女性。

来年以降、離婚しても夫の退職金が半分もらえるようになることから、
妻からの申し出による離婚が増えると思われますが、

退職金1000万円なら妻は500万円を手にすることができ、
それまで貯めていただろう?ヘソクリ資金を合わせれば1000万円近い現金が入るわけです。

1000万円あれば、地方都市であれば都市部のワンルームが買えるし、
利率のいい不動産リートに手を出しても不思議はありません。

ただ、彼女たちの金銭感覚は、経済的に豊かでも実にシビア。
百貨店外商担当者によると、
日々の買い物に1万円は高くても5000〜6000円は難なく財布から出す。
逆に2000〜3000円では、貧乏くさくて彼女たちのプライドが許さない。


予算からいっても2〜3階の婦人服売り場にはほとんど行かない。
そのフロアを訪れてオカネを落とすのは年に数回?。

というわけで、地下の食料品売り場から近く、手頃な靴下やハンカチ、マフラー、手袋などが置いてあり、
財布からお札を出しても罪悪感の薄い?小物売り場が、その世代の商戦会場となるわけです。

昨日も紹介しましたが、その世代の女性に日本橋高島屋で売れているもう一つ…



・クラシカルな建物外観がイラストされた透明ビニールの高島屋オリジナルバッグ(1,000円)

→購入case1 値段が手頃なので5〜6個まとめ買いして、友人や近所にプレゼント(しめて計5,000〜6,000円)
→購入case2  バッグとハンカチ・手袋などのセット(3,000〜5,000円)



キーワードは「期間限定」「ココでしか買えない」という特別感・プレミアム感
「値段が手頃ででもリッチ感やブランド感を演出するセンス・デザイン」
「オマケ・お土産に弱い」

この50代女性のショッピング傾向を住宅に活かした場合どうなるでしょう?
(以下は私の単なる思い付きですが)

例えば、トイレをローラアシュレイの花柄もしくはペイズリー柄の壁紙にリフォームしたら、
ローラアシュレイの同柄スリッパとトイレカバー、タオルなどをセット。
こうしたパッケージを「1年に限定10組様」というように限定プレミアム感をもたせる。

…といったものでしょうか?すでに営業手法に取り入れている会社もあるかもしれません。

いずれにせよ、オバチャマパワーが炸裂する?2007年はもう目前です。。。
猪突猛進なるか。

X'masベアが売れる理由

このクリスマスシーズン、日本橋高島屋でひそかに売れているもの(外商担当者の話)。




★赤と白のオリジナルテディベア(1個1,000円)
→購入case1 店内ディスプレイにならって小さなクリスマスをつくるため必要な戸数は30個→計30,000円)









→購入case2 テディベア3個入りセット(並ぶとカワイイ!3,000円+箱ラッピング代)
→購入case3 テディベア1個+ハンカチ+手袋セット(3,000〜5,000円)



ちなみに主要購入年代層は50代の団塊女性。

どうも
★期間間限定、「ココでしか買えない」という特別感・プレミアム感
★セット販売に弱い、自分だけの組み合わせセットというオリジナル感
★値段が手頃でもリッチ感やブランド感を演出するセンス・デザイン

…あたりがその世代の購入心理をくすぐっているもよう。

すでに何でも揃っていて欲しいものがない今のご時世で
新しい販売マーケティングかもしれません。

50代団塊女性は、目前の2007年問題もあって住宅業界が狙っている市場でもあります。
この購入志向を戸建てやマンションに反映させると…?

ま、ともかく
I wish your Merry & Merry Cristmas !

残業300時間で家も買えない?!

「ホワイトカラーエグゼンプション」ですか…。
本当にお役所はひどい法律や政策をカタカナでゴマカシがちですね。

知人が勤める大手広告代理店Dのグループ会社では
「イヤー今月も残業300時間だったー」
「今月、家に帰れたのは○日だったー」

と同僚が自慢しあうのが日常化しているそうです。

この業界では同僚もライバルなので
暗に(こんなに働いたんだぞ)と威嚇しあっているとか。

ちなみに月300時間というのは、毎日午前様まで働いて、
しかも土日もまるまる休日出勤している計算になりますよね。

実際、職場には寝袋が常備。
知人は女性ですが朝5時まで会社にいて
タクシーdashで家に帰ってシャワーを浴び、そして朝9時にはまた出社だとか。

それだけ働いているのでもちろん年収も勝ち組dollarと思われますが、
人間らしい生活としてどうなのかな…と他人事ながら考えてしまいます。

TVドラマ「サプリ」のモデルになった業界ですが、
華やかな恋愛劇の裏にはこんな過酷な現実が…。






そして悲しいかな、この業界は住宅ローンも借りにくいどころか…

なんと賃貸を引っ越すのも審査が厳しいらしいのです。

大手優良企業から転職した知人は、以前は勤務先を出せば即OKが出たのに
転職後は審査に時間がかかってしまったため、いい物件を逃してしまったそうです。

年収が4ケタあっても、あまりに激務の業界のため、勤務年数が短く
心身ともに病んでしまう人が多いことも関係しているようです。

次期選挙で当選できるかどうか分からない国会議員も
住宅ローンは借りにくいそうですが。

サービス残業の合法化、おそらく経済界からの圧力だと思いますが、
同じ厚生労働省は少子化対策もしているはず。

家にも帰れない激務で、住宅ローンも借りれない状態で
「子供を産んで育てよう」という人が増えるとは到底思えないのですが。。。

「サロネーゼ」にみる住宅考

最近、サロネーゼという生き方がブームになっています。

サロネーゼとは「サロンを主宰する人」のこと。
お教室を借りてお花やテーブルコーディネートなどを教えるライフスタイルが
「働きすぎず」「家庭や子育てと両立しながら」趣味を生かしながら仕事ができる生き方として
多くの女性たちに支持されています。

そんな中、先日、知人のサロネーゼ宅に行ってきました。
彼女は「サロン・マリリン」を自宅で開く原田真理さん。
9月にはTBS番組の「サロネーゼ特集」にも紹介された人物です。



約10年におよびNYでファッションデザイナーとして積んだ経験を生かし
現在は海外から買い付けてきた洋服を自宅でサロン形式で展示販売しています。



その自宅には驚かされました。


学芸大学・鷹番の高級住宅地に構える大きな一戸建ての自宅。
20畳近いリビングやニッチなどの造作などは在日外国人が住むような
日本離れしたつくり。

家具や調度品もアメリカ在住時にそろえたもの。
壁には、ダラスに住んでいるアーティストの妹さんの作品がいたるところに飾られています。

やはり家が日本人離れしていれば、住まい手のライフスタイルも日本人離れしている…
というのが率直な感想。

原田さんのように、場所を外に借りずに自宅でサロンを開くというのは、
経済的にもメリットが多いのですが、
いかんせん日本の住宅事情ではままならないのが現実。

3LDKマンションではどうしても、サロン用スペースがとれず
多くの自宅サロネーゼ組は、都内に一戸建てを持てる裕福な層に限られがちです。

かつてほど「庭付き一戸建て」にこだわる日本人は少なくなりましたが、
やはりライフスタイルや家族の変化によりフレキシブルに対応できるのは
居住面積そのものに余裕がある一戸建てのような気がします。

団塊ジュニアの4割が一戸建てを希望しているという事実は、
意外と堅実な世代のこと、そんな将来的なことも考えているのかもしれません。

「人口も減るのだから、日本もホームパーティで親戚中を呼べるくらい(欧米では当たり前ですが)の広い一戸建てを増やすべきだ」と主張される国会議員もいますが、
ホームパーティもそこそこ増えた昨今、次なるキーワードは「サロネーゼ」?!

住生活基本法もいいけれど、こういう分かりやすいキーワードのほうが
国民的支持(とくに女性)が得やすいかもしれませんよ、安倍首相。

続・「涙の家」の粋な塀

昨日の続きの、施主に「涙が出るほど美しい」と感動させた家。



テラスをとりこ囲む塀は、米スギの木ルーバー塀。

最近、木ルーバー増えてます。

昔のいわゆる「よしず」ではあるのですが、「和モダン」ブームで復活。

通気性もよく、コンクリート塀のような圧迫感がなく、
外から見ると美しいファサードとなって街並みにも寄与します。



「生垣」以上「ブロック塀」未満。

道すがる人からは中は見えないけれど、完全に外部から遮断するのでなく
プライベートは保たれながら、ほどよくつながっている感じが
現代人にマッチするのかもしれません。

内外をゆるやかにつなぐ家。

「涙が出るほど」美しい家

雑誌の仕事で「建築家と二人三脚で建てた家」を取材。




「雨の日は涙が出るほどテラスが美しく濡れるんですよ」と60代マダム。

施主にそう思わせる家づくりがあるということを、
しばらく忘れていました。


出生数増加と子育て金利優遇

今年上半期の出生数が6年ぶりに増えたということで、
「少子化対策の効果が現れた」と喜ぶ政府、

「景気回復に一段と好材料が増えた」とみる経済界、

そして「最後のボリュームニーズとして睨んでいた団塊ジュニア世代が
子供を生み始め家族を形成すれば住宅需要も持ち直す」と
住宅各社も暫し胸を撫で下ろしているかもしれません。

しかし、その一方で児童虐待数も過去最高。
ミニ体育館がつき保育園送迎までやってくれる子育てマンションbuildingの人気ぶり。

そして国土交通省までもが来年度の重点施策として
住宅金融公庫(来年4月から住宅金融支援機構)のフラット35
子育て支援で金利優遇すると打ち出しました。


それはいいのですが…

なんだか国も社会も「少子化」に敏感になりすぎて、
そこに市場もビジネスとして便乗しているような気がするのは、私だけでしょうか?

私は一児の母ですが、「児童手当がもらえるから」「住宅ローンの金利が軽減されるから」といって
「じゃあ2人目を考えよう」という気には残念ながらなりません。むしろ引いてしまいます。

子供が増えることはいいことですし、子育てと仕事の両立に限界を感じた者として
社会全体の子育て支援策は当然必要です。

しかし「子供」「子育て」がビジネスの材料として扱われることには
かえって心の貧しさを感じてしまう今日この頃です。

「少子化」が表層だけで騒がれている気がしてなりません。

我が家のスィートマンション?ちょこっと公開

編集部からのお声がけに応じ、お恥ずかしながら、我が家を写真入りでちょこっと公開。

フツーのサラリーマンである夫と幼稚園に通う息子の3人家族。
住宅ももちろん、フツーの3LDKのファミリーマンションです。。。。

息子のオモチャがあふれ返っている最近は全景を決してお見せできないのですがsad
狭い3LDKだからこそ、
家族の歴史がいたるところに刻んでいける工夫をしているつもりです。



息子が赤ちゃんだったときの写真。(ブログに公開してると言ったら怒られそう!)

右手には、家族で訪れた旅行先の絵葉書を飾ってます。

左手前のプリザーブドフラワーは私の手作りです。。。







フランスのシャンボール城で絵描きの少年が売っていた1枚の絵。→
子供が生まれてからは海外へ行けなくなった今、この絵が何よりの慰め。。。










七夕の飾り。
洋風インテリアにはそぐわないのですが、
子供に季節感を感じ取ってもらいたくて、
家族の集まるリビングに飾ってます。











いつも思うのですが、「ファミリーマンション=3LDK」という図式が
なぜ定着してしまったのでしょう?

国土交通省の最低居住水準面積×家族の人数では、
とても欧米並みに豊かに暮らすことはできません。
せめて4LDK以上はなくては。。。

そして、この業界で仕事をしていて思うのは、
大手ハウスメーカーの社員の方も、業界紙・誌の面々も、
さぞ広い一戸建てにこだわって住んでいるのかと思いきや、
都市部のマンションや意外と賃貸マンション派も多いということ。

もちろん、それ相応の安定した年収もおありだと思いますから、
賃貸派は「あえて買わない」という人たちなのかもしれません。

日々「住宅」を売る仕事だからこそ、
プライベートは住宅ローンからも居住地からも自由でいられる住まい方を選んでいるのかもしれませんね。

35年ローンに縛られている身としては、ちょっと納得。